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「じゃー…とりあえず適当な天体に近づいて、生物の行動でも見てみましょーか。」
私はあてもなくただ歩きはじめることにした。
「お待ち下さい!その…私めもあなた様も元は人間…人間の手助けをするのが一番やりやすいのでは?」
元は人間 か
人間だったころの記憶なんて
一切無いっていうのに…。
「…ガラピョがそうしろって言うならそうするけど…どっちみち生物とコミュニケーションなんてとれないっすよ?」
「いやしかし…人間ほど欲のある生物は他にはおりません。」
「…わかった。人間にしよう。…とすると、行き先は地球っすね?」
「は、左様にございます。」
地球か…
遠いなーやる気無くすなー
と 思ったが
よく考えたら私は神だった。
「地球よ、私のところまで来い!」
試しに言ってみた。
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