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神の力が実際どの程度なのか
完璧に把握していたわけじゃない。
確か神様就任が決まった日に
やけに分厚い『神サマニュアル』を貰ったが…
あんな本開くわけねーだろ。
さて
地球はどうなった?
「神様!」
突然ガラピョが叫んだが、その理由は言わずともわかった。
凄い勢いで青い天体がこちらにむかってくる。
「…地球、本当に来たんすね。どんくらい離れてましたっけ?速いなー…」
「約300000パーセク程でしょう。…これが神の力なのです。」
地球は私とガラピョの足元にピタッと止まった。
「凄いっすねぇ…神は。」
「そうです。神様の手にかかれば惑星ひとつ動かすのも、天体を生むのも容易いのです。」
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