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「イフゲニャーノット・ロロロサムナリアス様!」
ぼーっと宇宙を眺めていた私のもとに、神様付き執事兼教育係が突如あらわれた。
もっとも、ぱっと見はただの白髭のじいさんだが。
イフゲニャーノット・ロロロサムナリアス は私が神様になった時に貰った名前だ。
人間だった時の名前はもう忘れた。
それにしても、イフゲニャーノット・ロロロサムナリアス なんて長ったらしい名前を良く覚えたもんだ。
「…神様でいいっすよ、めんどくさいから。」
「そんなわけにはいきませぬ!!それとわたくしめが教育係になったからにはその話し方も…」
「じゃあ命令にする。神は私だ。神様と呼べ。」
私の言葉にじいさんは黙り込んでしまった。
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