第二章

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[おはようございます。ゴウハ団長。] [うん?ケイアンか、起きてきて大丈夫なのか?] そう言って白い服装をし、杖を持った姿のケイアンの方に向かっていった。 [はい、大丈夫です。傷は、癒えましたし。] [なら、いいがあまり無理はするなよ。] [はい、ところでもう仕事に行くんですか?] ケイアンがたずねると支度をしながらゴウハがいった。 [ああ、ちょっと大変な仕事だからな] [一人で行くんですか?] 支度を終えて扉の方に歩きながらゴウハが言った。 [いや、ナイルと二人で行く。留守は任せたぞケイアン。] そう言い残して、出て行った。 時間が過ぎ昼食後。 [なあ、流石に団長達遅くないか?] 洗い物をしながらケイアンが言った。 [大変な仕事って言ってましたし、ちょっと心配ですね。] そこにキーアが走ってきた。 [どうしたんだ、キーア?そんなに息切らして。] [大変よ、団長達が敵に捕まったわ!] 場が一瞬にして静かになった。 [そっそれは本当か!] [ええ、本当よ。私は応援を呼ぶから、支度しておきなさい!] そう言って、出て行った。
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