第二章

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…数分後。 [やっぱり待ってられん。] そう言ってジョウセイは剣を握りしめ走って出て行った。 [俺もだ!] カイも斧を握りしめ走って出て行った。 [ちょっと、二人ともまって] 二人を追ってケイアンも出て行った。 …少し走った所で。 [うわっと!急にとまんなよ!] [うるさい!ところで、何処だよ団長達が捕まってる場所は!] [知らなかったのかよ!] ジョウセイとカイが言い争ってる中ケイアンがいきをきらしながらやっと追いついた。 [ゼイ、ゼイ] [ケイアン知らないか?] 息を落ち着かせながら。 [ぼっ僕も知らないよ。] [どうすんだよ!] [うるさい!黙ってろ!考えるから。] [何だよ!早くしろ!] [だから、黙れ!] 二人をなだめるようにケイアンが言った。 [二人とも落ち着いて、頼むから。] [三人とも何やってるの!] [キーアか、あんたなら場所分かるだろ、教えてくれ]
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