第三章

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[続けてくれ] ジョウセイに促されゼシルは頷いてまた話し出した。 [あるやつらとは、人ではなく、竜ですそれも赤竜が3体も] [何!?] [団長もしかして…] 何かを察したゴウハは話し出した。 [ナイル、それは言うなと言ったはずだ!] [しかし、団長!] [一体なんだ、団長は何を隠してんだ、いってくれ!] ジョウセイは聞いた […いまから任務を言い渡す、キーア、ゼシル、ジョウセイ、ナイル、カイ、ケイアン、6人でこの砦を守れ!後ジョウセイ、お前が隊長として指揮をとれ!俺は少し出かけてくる] 驚いた様子でジョウセイが言った。 [俺が!?それにどこ行くんだよ!] 思い詰めた顔をしてゴウハが言った。 [心配するな、帰ってくる。…そして全てを話してやるからな。] そう言い残してゴウハは出て行った。 […ゴウハ、…みんな戦闘の支度をしておいてくれ!何か嫌な予感がする…] [ジョウセイ…元気だして下さいゴウハ団長は帰ってきますよ] [だといいんだが] ゼシルはジョウセイを励ましていた
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