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数時間たって夜になった。
[そう言えば、何で竜たちは攻めてきたんだ?]
カイが聞いたそれに反応するように、ゼシルが話し始めた。
[それは、時がきたんだと思います。]
[時?]
不思議そうにジョウセイが聞いた。
[時って、何か知ってんのかゼシル。]
みんなゼシルをみた。
[ええ、おそらくナイルも]
[けっ!俺にふるんじゃねぇーガキが!]
[おい、しってんなら話せ!]
[落ち着きなさい!]
[そっそうだよ落ち着いて。]
[そうだ落ち着け]
ケイアン、カイ、キーアがジョウセイを沈めていたその時だった、窓から見える遠くの空が光った。
[なんだ、あれは!]
そして、遅れて凄まじい爆発音が聞こえた。
ドスッドスッ!
[やばいですね、おそらくこちらに赤竜が近づいてきます、多分一体だけだと思いますが今の僕達ではかないません、どうしますジョウセイ。]
迷ったすえにジョウセイがいった。
[戦える者は武器を取れ!団長が帰ってくるまで、ここを守るぞ!]
[けっ!俺も賛成だ!逃げてもどうせやられるしな!]
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