第三章

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数時間たって夜になった。 [そう言えば、何で竜たちは攻めてきたんだ?] カイが聞いたそれに反応するように、ゼシルが話し始めた。 [それは、時がきたんだと思います。] [時?] 不思議そうにジョウセイが聞いた。 [時って、何か知ってんのかゼシル。] みんなゼシルをみた。 [ええ、おそらくナイルも] [けっ!俺にふるんじゃねぇーガキが!] [おい、しってんなら話せ!] [落ち着きなさい!] [そっそうだよ落ち着いて。] [そうだ落ち着け] ケイアン、カイ、キーアがジョウセイを沈めていたその時だった、窓から見える遠くの空が光った。 [なんだ、あれは!] そして、遅れて凄まじい爆発音が聞こえた。 ドスッドスッ! [やばいですね、おそらくこちらに赤竜が近づいてきます、多分一体だけだと思いますが今の僕達ではかないません、どうしますジョウセイ。] 迷ったすえにジョウセイがいった。 [戦える者は武器を取れ!団長が帰ってくるまで、ここを守るぞ!] [けっ!俺も賛成だ!逃げてもどうせやられるしな!]
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