第三章

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食堂 [ゴウハいるか?] そう言いながらジョウセイとケイアンは入ってきた。 [きたか…ケイアン席をはずしてくれるか。] ケイアンはジョウセイを椅子に座らせた後外に出て行った。 [ゴウハ話してくれ。] 少したって [あれは、確かお前が10歳の時だったな、俺はその頃「竜の国」と呼ばれる隠れた国に傭兵として雇われていたんだ、そこで一人の子供が竜に囲まれていたんだ。] [そいつが、俺だな。] [ああ、お前はあの時呪印をつけられたんだ。] [呪印?] [その呪印はそれまでの記憶を消して国から追放するときにつけるものらしい。] [俺が追放された?じゃあ何故今更俺を探しにきてんだ?] [それは、わからん。だが、一つ言えるのは何か国の中でおきたということくらいだな。] [何かが…とりあえず言ってくれてありがとう。ところで、伝説の男って一体なんだ。] [それは、数少ない竜殺しの一員だからそう呼ばれたんだ] [わかった、言ってくれてありがとうな。] [今日はゆっくり休め。] [そうさせてもらう。]
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