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逃げ惑う村人の流れに逆らいながらも、俺は村の入り口に辿り着いた
そこでは、賊と思われる野蛮な奴らが略奪や殺戮を繰り返していた
村の警邏も立ち向かってはいるが、数の上でも力の上でも圧倒されていた
賊「殺せ殺せー!この村は俺ら黄巾党がもらったあー!」
なるほど、あいつらが黄巾党って訳か、全身黄色系統で統一された服装に黄色の頭巾とは、いかにもって感じだな
周りからは村人の悲鳴や武器の打ち合う音、肉を切り裂く音がそこかしこから聞こえてきた
俺もあんま人の事言えた義理じゃないが
鷹斗「てめえらやり過ぎだ、死んで償え」
俺は駆け出すと焔を鞘から抜き、片っ端から斬っていった
ズバッ!
黄巾「へ…」
首を撥ね
ザシュッ!
黄巾「ぐあああっ!」
胴を切り裂き
ドスッ!
黄巾「がはっ!」
心臓に穴を穿つ
村人や警邏を襲う奴らを優先しながら、俺は賊共を殺害してまわった
途中、若い女性を襲う黄巾党を発見する
黄巾「ぐへへ、上等なもんぶら下げてんじゃねえか、ど~れ、もっとよく見せてくれよ~」
女性「い…………やぁ…………」
巨乳フェチなんですねええわかりますっとお!
ズバンッ!
俺は賊の脳天に焔の刃を叩き込む、賊は頭から真っ二つに割れた
鷹斗「走れ!ここから逃げろ!!」
女性「あ、は、はい!ありがとうございます!」
そして若い女性は走って逃げていった
その後も、俺は黄巾党の奴らを次々と斬り捨てていった
黄巾「どうなってんだ、こりゃあ、オイ!おめえら!あんなチビ一人に何してやがる!とっととブチ殺せ!」
目に見えて黄巾党の数が減った頃、黄巾党の頭領らしき奴が俺を視認した
黄巾「か、頭ぁ、た、助け」
ズバッ!
黄巾「て」
自分らの頭に助けを求めた奴の体から首が飛ぶ
ゴトッ
黄巾頭「ひっ!?」
鷹斗「失せろ、そしてもう二度とこの村には近づくな」
黄巾頭「くっ、な、何してるおめえらさっさとこいつを」
ザシュッ!
黄巾頭「斬りや……がれい」
どんな魚だキリヤガレイって
黄巾「か、頭が殺られたー!」
鷹斗「とっとと失せろ、でなきゃてめえら全員ぶった斬る!」
黄巾「たっ、退却だー!今すぐここから逃げろー!」
すると生き残った黄巾党の奴らは、まるで波が引くように一目散に逃げ帰っていった
鷹斗「……終わったかな」
俺の足元は黄巾党の死体で溢れ返っていた
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