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戦いが終わった後、俺は村の人々と共に負傷者の搬送や死体の片付け、あとは簡単ではあるが壊れた家屋の修理をした
ある程度区切りがついた時、俺はようやく辺りが真っ暗になっているのに気がついた
鷹斗「さてと…」
とりあえず、宿でも探すか
此処に突っ立てても仕方ないし、折角村に居るのに野宿すんのもヤだしな
そんな事を考えていると、不意に声を掛けられた
???「ありがとうさん、あんさんのお陰で村も無事に済んだわい」
誰だこの年寄りは?
雰囲気からして村長か長老だろうか?
鷹斗「これはどうもご親切に、………えーと、あなたは?」
???「こりゃ失敬、わしはこの村の村長じゃ」
あ、やっぱりか
って村長自らお出ましかよ
べつにそんな大それたことをしたつもりじゃないんだがな
鷹斗「そのような方がわざわざ会いに来てくれるとは思いませんでした、まあ、礼には及びません、武芸を嗜む者として当然の事をしたまでです」
村長「ふぉっふぉっふぉっ、な~にあんさんは村を救ってくれたんじゃ、礼の一つや二つ言わせてくれい、それと年長者を敬うのは感心じゃが敬語は使わんでくれい、こそばゆくてかなわん」
りょ~かいっと
つか、なんとも軽い村長だな
村長「そうじゃ、あんさん今日はウチで泊まっていかんか?」
鷹斗「いいのか?」
村長「な~に構わんよ」
ラッキー
宿代浮いたぜ
鷹斗「んじゃ遠慮なくお邪魔するぜ」
村長「そうじゃそうじゃ若い内は遠慮しちゃいかんぞ」
パンパン
…何故ケツをはたく?
スリスリ…モミモミ…
何故揉む!?
村長「やはり若いおなごの尻はいいのお」
じじいお前もか!?
お前も俺を女と間違うのか!?
鷹斗「じいさん、俺は男なんだが…」
お、じいさんが固まった
村長「なん……じゃと……」
どこぞの死神だあんた
村長「嘘じゃろ?」
鷹斗「いやホント」
村長「…………ま、まあ今日はゆっくりしていってくれ」
鷹斗「お、おう」
如何にも残念そうに肩落とすんじゃねえ
で、結局この日は村長の家に泊まり
その翌日、俺は村を出た
村長「達者でな~!」
鷹斗「おう!んじゃな~!」
さて、次は何処へ行こうかな
ま、のらりくらりと行きますか
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