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そこは有名な峠だった。
その峠を越えた、この場所はヤバいと有名だった…。
有名だった…
確かに怖い話も聞いたが…
朝にゴミを出すのが面倒くさかった。
というより、
なぜかいつも夜にゴミ棄てを思い出し、思い出すと行きたくなった。
通常は、薄暗い位の頃に、懐中電灯片手にゴミ棄てをしていた。
ゴミ棄て場所は、
ゲージでキチンと囲んであり、案外夜に棄てる人も居たが、
その日は、テレビを見た後、長電話をしてしまい、真夜中だった。
誰も来るはずもないが、国道沿いなのでトラックは行き交う。
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