第1話

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そこは有名な峠だった。 その峠を越えた、この場所はヤバいと有名だった…。 有名だった… 確かに怖い話も聞いたが… 朝にゴミを出すのが面倒くさかった。 というより、 なぜかいつも夜にゴミ棄てを思い出し、思い出すと行きたくなった。 通常は、薄暗い位の頃に、懐中電灯片手にゴミ棄てをしていた。 ゴミ棄て場所は、 ゲージでキチンと囲んであり、案外夜に棄てる人も居たが、 その日は、テレビを見た後、長電話をしてしまい、真夜中だった。 誰も来るはずもないが、国道沿いなのでトラックは行き交う。
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