12人が本棚に入れています
本棚に追加
水都「奏多、happy birthDay✨」
ゆうちゃん「14歳のお誕生日おめでとう、奏君。」
奏多「ありがとう。」
水都「これで後は、ゆうちゃんだけだね。」
ゆうちゃん「え?何?」
水都「ん〰と―――」
奏多「誕生日を迎えてないのでしょ?
本当に、水都って誕生日とかお祝い事好きだよな。」
水都「何で先に言うかな〰」
ゆうちゃん「私だけ、2月の遅生まれだからね。
でも、水都ちゃんって人の誕生日だと張り切るのに自分の誕生日は凄く憂鬱そうな顔してるよね?」
水都「あ〰、だって人からおめでとうって言われるのって何か慣れないというか、その後何と言えばいいかわからないからめんどくさいと言うかイヤ、別に言われるのが嫌って訳ではないんだけど―――」
奏多「要するに水都は親しい人以外から誕生日を祝われたくないんだろ?」
水都「う、うん。
そういうことになるかな。」
ゆうちゃん「じゃ、来年は三人でお祝いしようか?」
水都「え?いいの?」
ゆうちゃん
「勿論。ね、奏君?」
奏多「うん。」
水都「本当に!?
ありがと―――
って!
ちょっ💥ケーキが凄いことになってるよ!?」
ゆうちゃん「あ💧」
水都達の視線の先にはロウが溶けてケーキの上にたくさん滴り落ちている、なんともシュールなケーキが。
水都「とりあえず奏多、ろうそくの火消して!」
最初のコメントを投稿しよう!