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一時は落ち込んだけど無事に帰りのホームルームを済ませた。
「よし崇裕帰ろうぜ」
「おう、帰りコンビニ寄ってい?」
「うん、漫画?」
「そう、先週の続きが気になってさ」
他愛もない会話をしながら階段を降る。
史江は委員会の用事があるから僕らより遅く帰るらしい。
高校から少し行った所にあるコンビニに寄り、ちゃっかり肉マンも買って小腹を満たす。
食べ盛りの高校生だからね、すぐお腹すいちゃうんだよ。
たいしたことない話をしてバカ笑いする。
こんなことばっかりだと時間なんて忘れてしまう。そのまま二人で分かれ道まで行き、また明日と元気に手を振り家へと帰るため足を進めた。
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