第一章

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「え~と、俺の席は・・・あっ」 俺の席は北條さんの隣だった。 「隣だね、あらためてよろしく」 「よろしく」 北條さんは俺に満面の笑顔で答えてくれた。 くっ、かわいすぎるぜ 「腐れ縁ですね、健一隊長!」 「わぁ!」 いきなり後ろから話しかけられたのでびっくりしてしまった。 「どうしたでありますか健一隊長?」 「貴様がいきなり後ろから話しかけてきたからだ遼也二等兵!」 「そうか、すまん」 遼也が平謝りをしている。 「ったく、にしてもお前とは中学から同じクラスで近くの席だもんな」 「まさか!?俺の運命の人は健一なのか!?」 「ばかやろう、何言ってんだ」 「ふふ、大宮君と九条君って仲が良いんだね」
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