第一章

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俺らが体育館についた頃にはもうほとんどの生徒が集まっていた。 「え~、皆さん静かにしてください」 始業式恒例の台詞で始業式が始まった。 「えー、皆さん初めまして私は―――」 校長は話しが終わると一礼して教壇を降りた。 やっと終わったと思ったのにまた違う先生が教壇に上がった。 「皆さん、学校に来て間もないですが来週から四泊五日の宿泊学習あるので用意しておくよーに、私からは以上です」 えー!?間もないってか、まだ入学して一日もたってねー! 周りの皆も驚いていた・・・ただ一人を抜いて・・・ 「きたぜー、この宿泊学習で彼女を作るぞー」 そうその一人は遼也のことだ・・・遼也は片手をグーにして上に上げながら喜んでいた。
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