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「どうかしましたか?」
「えっ?あ、あぁ、いや何でもないよ、それよりありがとう」
俺はどうやら彼女に見とれていたみたいだ。
「では、私は行きますね」
「うん、あっ、名前は」
彼女は走って行ったのでどうやら聞こえなかったみたいだ。
「お~い、早くこいよ」
「おーう」
俺は遼也のもとに向かった。
「おい、さっきの子誰だよ?教えろよ、めちゃめちゃかわいかったじゃん」
「いや、そんなこと言われてもさっき初めて会ったし」
「いやいや、ちゃんと連絡先聞いたんだろ?」
「そんなもん聞いてねぇよ!それより早くクラス表見に行こうぜ」
「ちぇ、つまんね、まぁ、行くか」
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