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「かわいい子、かわいい子~」
遼也はさっきからわけのわからない歌を歌っている。
「なんだよその歌?」
「かわいい子に出会うための魔法さ!」
「おい!ウィンクなんてきもいぞ」
「グハッ!それは・・・NGだろ・・・」
遼也はわけのわからない擬音語とともに抜け殻になった。
「遼也、教室についたぞ」
「おっしゃー」
ガラガラガラ
勢いよく扉を開けた。
「おー、おー、おー」
「さっきからおーばっか言ってんじゃねぇよ!」
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