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「あの名前教えてもらえませんか?俺の名前は大宮 健一」
「私は北條 美月よろしくね」
俺は北條さんと握手をした。
「こちらこそ」
彼女の手は柔らかく優しく握らないと壊れてしまいそうだ。
「ふふっ」
北條さんは笑っていた。
「あれっ?俺なんか変な事言った?」
「いえ、ただなんか小さな子供みたいだったので」
俺は北條さんに仕返しをすることにした。
「北條さん、かわいいね」
俺がそう言うと北條さんは顔を赤くして俯いてしまった。
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