第一章

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「あの名前教えてもらえませんか?俺の名前は大宮 健一」 「私は北條 美月よろしくね」 俺は北條さんと握手をした。 「こちらこそ」 彼女の手は柔らかく優しく握らないと壊れてしまいそうだ。 「ふふっ」 北條さんは笑っていた。 「あれっ?俺なんか変な事言った?」 「いえ、ただなんか小さな子供みたいだったので」 俺は北條さんに仕返しをすることにした。 「北條さん、かわいいね」 俺がそう言うと北條さんは顔を赤くして俯いてしまった。
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