ガキンチョ

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「あかんマルオちゃん足から血が出てるで~」 ヒロシが少し引きながら言った。 「いて~よ~」 マルオは半泣きになっていた。 「てっぺんはいただいたで~!」 嵐と裕太は砂利山の頂上へと走っていった。 「クソ~おぼえとけよ~嵐~。」 マルオはヒロシとユウキに肩を担がれながら帰って行った。 嵐達の目の前には真っ赤な夕日が沈みかけていた。
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