ガキンチョ

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「やったな~裕太。」 「嵐君はヤッパリ強いや。」 「てっぺんは気持ちいいや。」 砂利山のてっぺんで嵐は寝転んだ。 「この勢いやったら祭りのお札も嵐君のもんやで。」 「…」 嵐は何か考えているようだった。 「裕太、帰るぞ。」 「嵐君?」 嵐は砂利山を走り降りる。 「待ってよ~。」 裕太も足がもつれながらも走り降りてきた。
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