ガキンチョ

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二人は空き地目指して走っていく。 まわりで鳴いているセミの声がやかましい。 「裕太~急げ~!」 「待ってよ~嵐君~。」 遅れだした裕太に嵐は速度を落とした。 「お前は足が遅いな~。」 「ごめんよ~。」 裕太は息を切らしながら必死について行った。
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