~転入~

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………………………… 「此処は… 宮火学園だよ?」 「え…? あの……聞き間違え じゃないよね…」 「うん(笑)」 「………何で… 何でこんなお金持ちが 入る学園に僕は いるんだ?」 「それはねぇ……」 僕は、今の今迄 この謎の人物の 部屋のベッドで寝ていた 為、体を起こし その謎の人物と向き合った。 「う…うん。」 「護くん、だったよね?」 「あ…はい。」 「助け呼んでたでしょ?」 「?!」 もしかして… もしかしてぇ! 「俺はね、ちょっと 用があって 調度その時君の家の前を 通っていたんだ。 そしたら、急に 叫び声が聞こえて 最初は、スルーしてたん だけど… 急に護くんの声が 止んだから気になって 見に来たの(笑)」 早口で僕を助けた 理由を話す 謎の人物… 僕は、助けてくれた事に 嬉しくて 目が潤んでいた… 常識的に、座っていた為 上目遣いで見ていた。 「……………」 「あの、謎の人物さん?」 「あ?!ああ!ごめんね?つい、見惚れちゃった。」 「はい?」 恥ずかしい事を スルッと言う?普通! 「あ…俺の名前、」 「そういえば、まだ 名前聞いてなかった ですよね?」 「(笑)」
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