少しずつ動きだす

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――― 土「お前に頼みたいことがある。」 病室から出てきた土方は開口一番にそう言った。 山「え、何ですか?」 戸惑いながらもどんな頼み事かを見極めようと山崎は尋ねた。 土「万事屋の過去を探れ。」 山「旦那の!?どういうことですか?」 土「詳しいことは言えねー。とにかく頼む。」 山「……わかりました。」 土「頼んだぞ。」 山「はい。では失礼します。」 そういうと山崎は病院から出ていった。 土「(さて、これで万事屋が『鬼』かどうかわかるな。)」 土方も出ていった山崎を見送ると病室に戻っていった。 土「総悟、戻るぞ。」 沖「わかりやした。じゃあな。眼鏡、チャイナ。」 そして土方と沖田は戻っていった。 残された新八と神楽は、 新「行こう、神楽ちゃん。」 神「どうするアルか?」 新「協力してくれる人を探すんだ。銀さんを助けるために。」 神「わかったアル!早く行くヨ、新八!!」 新「うん!」 銀時を救うための決意を固めた。
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