23人が本棚に入れています
本棚に追加
「やっぱ“人形使い”の異能者か」
「梢先輩ー。準備できましたよー」
『じゃあ、雑魚キャラ投入するよ』
ザザァ。
不協和音と共に2人を囲むように現れたのは現実世界ではあり得ないような異形な物体だった。
『ネットいじって使えそうなやつパクってきた!』
さらりとヤバイことを言う梢。
『ちなみにパクった先のアニメタイトルはD『それ以上は言うな!!流石にマズイ!!』
焦ったような愁の言葉と共に部室との通信が切れたようだ。
「これ倒しちゃっていいんですよねー?」
聞いておきながら五葉は既にゼロを走らせている。
一瞬の内に囲んでいた物体の一角が崩れた。
確かにすごい威力だが・・・・・・。異能の使い手であるお前は隙だらけだ。
良太は拳に自分の異能、“雷”を纏わせると先程から一歩も動かない五葉に突き出す。
最初のコメントを投稿しよう!