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気づくのが遅かったら今頃、良太が切りつけられていただろう。
「殺す気かよ・・・・・・」
小さく悪態をつくと五葉を睨み上げる。
空中にいたのでは遣りづらい。
とりあえず引きずり降ろすか。
良太は軽く手を動かす。
それが合図だったのか五葉に向かって雷が落ちた。
五葉はそれを避けるように宙で一回転して地面に降り立つ。
そして、そのまま地面を蹴り・・・・・・。
「っ!!」
良太は瞬間的に刀を動かし扇を防いだ。
五葉が閉じた扇を良太に向けつきだしていたのだ。
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