茜ちゃんと静雄さん

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静雄の手に収まっているグミに目をやりながら尋ねてみると、いや、と言葉を零した後に、少し困った様な顔をした。次いでバツが悪そうに目を反らし、自らの金髪に手のひらを押し付けながらこんな言葉を続けた。 「あー………ライター忘れてな。新しく買うのは面倒臭いし。口が寂しいから、たまにはこういうのも良いかと思ったんだが…」 ♀♂ .
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