気象→黒+∞

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完全に出遅れてしまった。 すると今まで静かに見ていたリーダーが動き出した。 「みんな!横山くんが困ってるでしょ?」 その言葉に3人の動きが止まった。 それと同時に、 「「何してるん?」」 後ろから2人の重なった聞こえた。 そこにいたのはよこを愛して止まない渋谷と村上の姿があった。 やっぱりか、なんて思いながらわざとらしくため息を吐いてみた。 「翔くん、うちの横山がお世話になったな。」 「別に?むしろもっと世話したかったかな。」 村上が遠回しによこを返せなんて言って来たもんだからそれにかちんときて嫌味っぽく言ってみた。 「ほら…よこ早よ帰るで。」 渋谷がよこの腕を掴んで引っ張った。 「えー…、みんなと遊びに行きたい。」 「つべこべ言わんと、まだ撮影残ってるんや!」 よこは村上に強く言われると諦めたように大人しくなってしまった。 「「ほんなら、また…。」」 またきれいに声を揃えて言えばよこを引っ張って行ってしまった。 _
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