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「きみ、どうした?」
そう言って優しく抱き締めてくれた。
その温もりが心地よくてぼろぼろ涙を流しながらひなに抱きついた。
だんだん落ち着いてきたためひなを見つめ、
「ひな…。俺の病気治ったら、一緒にどっか行こう?」
「っ…!おん…。」
俺の願いに一瞬ひなが顔を歪めた後いつも通りの返事をした。
わかってる、ひなだって俺だって…それが叶いもしないことだってことを。
ごめんなひな…最後まで迷惑かけてもうて。
けどこれが俺の最後の我儘や…。
「ひな…ちゅーして?」
「ええよ…。たっくさんしたるで。」
ひなが唇を重ねてきた。
ただ触れているだけの長いキス。
それたけでも俺は幸せになれた。
たとえそれが俺とひなとの最後のキスだったとしても。
しばらくして唇が離され自然と目が合い2人して笑い合った。
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意味不明ー…orz
切ない系狙って書いてみた
ものの見事に撃沈←
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