579人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺の夢は…よこの旦那さん。」
にこにこしながらわざと耳元で囁いてやった。そしたらいつもは白い肌が恥ずかしさと照れから真っ赤になった。
「あほか…!そんなん夢ちゃうやん。」
「ええやん別に。俺にとっちゃー夢やし。」
「っー…!もうええ、1人で考える。」
完全に拗ねてしまい唇を尖らせて言えばすらすらと書き始めた。
俺は隣に座りじっと見つめていた。
数分後作文が出来上がったらしく紙を持ち上げ俺に見せてきた。
「ひなちゃん、できた!」
「おぉー、頑張ったな。なんて書いたん?」
「あんな、俺の将来の夢はー…"BIGになる!"や。」
得意げに言ってきたよこはこれで安心や、なんて呟きながら作文をかばんにしまい込んだ。
翌日、"BIGになる!"と宣言した作文をだしたところ案の定先生に呼び出しを食らって怒られていた。
──────────
今日学校で作文書いて
思いつきました←
ほんとにBIGになるって
宣言した友達がいたw
最初のコメントを投稿しよう!