気象→黒+∞

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「しょーくん!」 名前を呼ばれたと思い振り返って見ればそこにはよこが可愛らしい笑顔で手を振っていた。 そんな姿に思わず頬を綻ばせ急いでよこのところに走った。 「翔くん、久しぶりやね。」 しばらく会っていなかったとはいえさらに可愛らしさに磨きが掛かったんじゃないかというくらいよこは魅力的になっていた。 よこが1人でいるのはとても珍しい。 いつもはメンバーの誰かに守られているのに…。 でもこんなチャンスめったに訪れないし! 「ほんと久しぶりじゃん。あっ…そうだ!今…暇?」 「暇やけど…なんで?」 「だったらさこれから俺とデートしない?」 満面の笑みで聞いてみるとええよ、と言って頷いてくれた。 よこと2人でどこかに行くのは初めてで嬉しすぎて小さくガッツポーズをしていると後ろからいつもの聞きなれた声が聞こえてきた。 _
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