別次元

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彼の名は、室伏筋肉。 僕と彼女の唯一の親友であった。 結論から言ってしまうと、彼は筋肉が凄まじいほど発達している。 名前が筋肉というだけで安直だとは思われるだろうが、彼の筋肉は常人のそれとは一線を越えた肉体なのだ。 そんな彼と僕は突然別れを遂げた。 彼からの一方的な別れだった。 僕は困惑し、身震いしながら泣きわめくことしかできない。 彼はおもむろに自分を左目を抜き取り、僕を置いてきぼりにした。 彼と彼女はどうしているのだろう。 僕は・・・
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