3人が本棚に入れています
本棚に追加
ダイス・ダイブ
常に心の奥底に押し込んでいた暗い感情。
「うお…っと」
「あ…すいません、お怪我はありませんか?」
「あ、あぁ…」
決して表に現れる事のないそのドス黒い感情は
「良ければ…これをどうぞ。とても美味しいんですよ?」
目の前の女によって剥き出しにされることになる。
「四角い…飴玉?」
目の前の女はそれを無造作に自らの口へと放り込む。
「フフ、毒は…入ってませんよ?」
最初のコメントを投稿しよう!