プロローグ

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俺は本がものすごく好きだ。 特に、漫画とラノベ どっちも発売日に必ず買う。 だから、俺はこの暁高校に入学しても部活に入る気なんてなかった。 もちろん、中学三年間も帰宅部だった。 これだけ聞いたらただの根暗な奴に聞こえるかも知れない。 でも、俺は早く帰って本を読みたいが為に足が速くなった。 根暗っぽいからケンカ売られる事が度々あった そして、ケンカを売って来た奴らを本の素晴らしさを伝えながらボコボコにしていたからケンカが弱いわけでもない。 あと、何度か告白された事あるから顔も多分悪く無いのだろう。 話が脱線したな。 とにかく、俺は帰宅部になるつもりだった。 でも、入学式があった日の次の週の金曜日、俺はただただなんとなく図書室へ行ったんだ。 まぁ、そこで『あの人』に見つかっちまったんだ……
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