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「しょ……少年、ラノベ(本)が好きなのか?」 急に後ろから声をかけられたから俺も流石にびびった。 振り向くと、黒く長い髪をした超美人な女性が立っていた。 おそらく、先輩だろう。 「えぇ……好きですよ?」 俺が先輩にそう返すと、先輩は顔を赤らめながら口を開いた。 「なっ、なら文芸部に入らないか!?」 それが、俺と『あの人』……部長の出逢いだった。
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