世界戦争…開幕。

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長い闇から抜け出すと そこには見慣れた天井があった 白い天井に 一辺40㎝ぐらいの正方形が 隙間なくしきつめられている。 布団を持ち上げ体を起こすと 少し寝違えた首が ズキリと痛んだ。 左手で ベットのすぐ横にある カーテンを掴みスライドする。 遮る物がなくなった窓からは ここぞとばかりに 眩しい朝日が侵入。 俺の目を覚まさせた。 それより… さっきから鳴り続ける 頭の上の 目覚まし時計がうるさい。 右手でチョップを繰り出すと 目覚まし時計は死んだように 黙り込んだ。 現在時刻は7:25分。 遅刻まで 残り30分を切ろうとしてる。
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