出会い

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すると、声をかけられた。「何か探し物ですか?」 声からして、私と同じくらいの男性だった。 走ってきたのか、息をきらしている。 「鍵を…なくしました。」 「これは違いますか? さっき拾ったのですが…」 彼は私の目が不自由な事に気がついたのか、私の手をとって鍵を握らせてくれた。
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