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……ここはどこ?
目覚めた私は知らない部屋に横たわっていた。
辺りを見回してみると、モノトーンな家具が置かれていて、明らかに男の子の部屋。
頭が激しく痛む。
そういえば……私は誰?
信じられない事実が判明し、私はパニックに陥りかけていた。ここがどこかも分からず、更には自分が誰かすら分からないのだ。
「ど、どうしよう」
泣きそうになりながら、そう呟いた時、急に部屋のドアが開いた。
私は肩を揺らして振り返った。
「うっわ!」
入ってきたのは、この部屋の主だと思われる、同い年くらいの男の子だった。彼は私を見ると、大きな奇声を発し、目を見開いていた。
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