愛さなくていいよ

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私は遊馬先輩のために何ができる? 目が腫れることも考えず夜通し泣きながら考えた。そしてついにたどり着いた答え。 私たちの関係は絶対服従。それが私たちらしさ。 先輩の命令は絶対。 そんな先輩の最後の命令は、 「俺じゃない、もっと優しくて強い男と幸せになれ。」 無理だよ。 先輩ほどいい人なんていない。だけど、必ずいつか叶えて見せるから。 少しだけ待っていてください。 さようなら、先輩。 end
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