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優と晴彦のクラスは1年3組で、この担任は、なかなかの美人だった。
先生は明日の連絡などを話して、そして、
「じゃ、終わりぃ。学級委員号令かけて」
と言った。
「きりーつ。礼」
「さようなら」
優はすぐにイスに座った。すると、例のごとく晴彦が近づいてきた。
「じゃあ、帰るか!」
と言いながら、優は立ち上がった。すると、教室のドアが開き、キノコが、いや、キノコ頭が出てきた。キノコ頭は徐々に大きくなって、やがて顔が現れた。
生徒指導部の先生だ。
「ちっ、キノコだ。」
晴彦が思わずもらした。
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