第弐章 運命

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帰り道の途中うっそうとおい茂る木々の中を、さっそうと進んでいった。(朝、ここ通った時、一回意識飛んだよなぁ。あれ、何だったんだろう?) と優は思ったとたん、 『フッ』 っとあたり一面が一気に緑のない崖に立っていた。自転車もいつの間にか無くなっていた。 崖の下では2人の男が闘っていた。 1人は大怪我をした少年のような男で、もう1人は大男で、体格だけを見ると天と地ほどもの差を感じた。
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