第2話

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『どーせこいつのことだし?ちょっと顔いい1年見つけて~、自分の方がババァなのが嫌になって嘆いてたんじゃねーの?』 ニヤニヤとしながらあたしの肩をがしっと掴む坊主頭。 田町祐平。こいつもあたしの幼なじみ。 ちっちゃい頃から野球バカで、それは今も変わっていない。 こうやっていつもからかってくるけど、実は根は良い奴。 だけど………。 『……あんたはあたしをどういう目で見てるわけ?』 『え?モテたいけどモテない、バスケだけが趣味です!タイプの青春バカ?』 ダンッ! 『いってぇ!お前何すんだよ!』 うん、足踏んづけてみました。 それも思いっきり☆ .
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