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教室に着き自分の席に座り鞄から荷物を取出し机の引き出しに入れ、することがないので暫く寝ることにした。
すると、誰かが肩を叩いてきた。
目が覚め、ぼんやりとしながら叩かれた方を見ると…
「いつまで寝てるんだ?」
拓馬だった。
「ん…今何時?」
「SHRが終わったとこ。」
「そか、サンキュ。」
そう言っておもいっきり欠伸をした。
「お前よく寝てたな。寝不足か?」
「…長尾から聞いていたイメージとは違うな。」
いきなり名前の知らない二人が話してきた。
「拓馬、知り合い?」
「えっと岡崎遼太と滝本宗祐…だったよな?」
「そ!俺が岡崎遼太。遼太でいいよ。」
「…滝本宗祐。宗祐って呼んでくれ。」
二人ともそう言ってきた。
最初に話してきた遼太という奴はなかなか元気があり声がでかい。身長は拓馬と同じくらいの高さで見た目は若干チャラ男だが話してみると意外に面白い奴で一緒にいてても飽きないだろう。
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