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大学
俺は学、
高校時代は青春を味わえなかったから、
必死の思いで勉強しこの大学に合格した。
俺背が結構高いからモテるぞ~!
ってなんだよこの大学!皆背が高いし、
女の子だって俺よりデカいぞ!?
するとチェホンマン並に大きな女が話し掛けて來た。
「貴方新入生?初めまして私は二年生よ。」
「君デカいな!なんでこの大学皆デカいんだよ!!」
「この大学は学力に応じて体の大きさが変わる、
まさに『大学』なの。
私なんて小柄な方よ。
向こうのキングコング並にデカい彼は、
この大学で一番の優等生猿渡くんよ。」
「えええぇ!?あれ看板じゃなかったのかよ!!」
「ちなみに彼に教える教授はもっと頭が良いから、
もっと大きいのよ。」
すると校舎がいきなり動き始めた、
校舎だと思っていたのは白衣を来たデカい教授だったのだ。
「なんてスケール大きい学校なんだ!大学って!!」
「ちなみに我が校には名誉教授もいるわよ。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴと突然地響きがしたかと思うと、
大学の周囲にいきなりデカい柱が現れた、
近くの山が土砂崩れしたと思うと、
巨大な老人の顔が出て来た!!
釈迦の掌の悟空の様に、
俺達は名誉教授の掌で踊らされていたのだ。
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