うちはイタチ外伝

一方アカデミーでは、イタチのクラスでは今手裏剣術の勉強をしていた。
アカデミーはイタチの家から走って15分の所にある忍者学校だ。この学校を6年をかけて卒業すると、下忍ということで忍者の階級から5番目になれる。しかし卒業試験というのがあってそれ合格しないと下忍になれない。イタチのクラスは6年生。後、もう少しすると卒業試験だ。イタチ達はクラスの担任の先生であるイルカ先生の授業を教室でうけていた。クラスは全員で30人。少しガヤガヤしているがクラスのほとんどが黒板を集中して見ていた。すると、イルカ先生が字を書くのを止めてクラスの方に振り返ってこう言った。「よーしお前ら～外に出ろ！これから、外に出て実際に手裏剣を投げてもらう。みんな演習場に集まるように！」
そう言うとイルカ先生の足元から煙が勢いよく吹き出てきた。イルカ先生の姿は消えていた。クラスは演習場へと向かった。今の季節は初夏。クラスのほとんどは暑そうだった。だが、イタチは新しい手裏剣術ができるから暑さなんて感じていなかった。