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あれから三ヶ月。
ストラタの軍の自室でヒューバートは延々と羽ペンを書類に滑らせていた。
これから使う会議の資料等、机には書類の山が出来ている。
明日の会議の内容に目を通し終えたので休憩にしようと一度手を止める。
羽ペンを置いたとき、先程届いた手紙が目に留まった。
現在ラント領主として尽力している兄アスベルからの手紙だ。
まだ読んでいなかった。
息抜きに、と封を切る。
『親愛なるヒューバートへ
元気にしているか。
ラントの皆は何事もなく過ごしている。
俺は毎日領主の仕事で忙しくしているんだが、まだ不慣れな事や至らない事も多くてバリーや母さんにも手伝って貰うことが多い。
正式に領主になって、一ヶ月半以上経つがまだまだ勉強不足だ』
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