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(こっ…殺される!!)
そう思い、しっかり瞼を閉じた。
「ごめん。邪魔だったよね?」
すると、上から優しい声が降ってきた。予想以上に優しくてとっさに顔をあげてしまった。
心「ひっ!?」
久しぶりに男の子とが近くにいるということもあり、変な声が出てしまった。
「えっ?ごめん。驚かせた!?」
そういうとその人は視線を私に合わせてくれた。
「ごめん。大丈夫?」
そう言われ、ただ“はい”と答えるしかなかった。
「良かった…あいつもう自分の席戻るから。占領しちゃってごめんね?前後これからよろしくね!」
そういうとその人はニコッと笑い、また自分の席に戻っていった。
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