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(ちょっと文章を変えてお送り致します。)
いや、まったく弾けないんですけどね。ギター。
掻き鳴らすとか言いながらまったく弾けないんですよ。
そろそろ加齢臭の危機に晒され始めている22歳にもなってギターに手を出そうとしてるんですけど、やっぱり弾けないんですよ。
なんでいきなりギターと加齢臭のコラボなのかわかります?
モテたいからとか答えちゃった人は爆ぜろ。
オレくらいの歳になると、モテるのにギターとかオプションはいらないんですよ。
大人の魅力溢れる、ダンディズムなフェロモンがムンムン垂れ流しですからね。
蜜に吸い寄せられたカブトムシみたいに女の子が寄ってくるわけ。そもそも、オレには隙あらば玉を潰そうとしてくるかわいい彼女がいますからね。
モテる必要とかまったくないんです。
じゃあなんで加齢臭がギターなのかと言うと、子供が産まれたときに伝承したいわけですよ。
もうハイハイ始めるよりも早くギターを教えたい。
首の据わってない赤ちゃんが首カックンカックンしてたら、そりゃもう生まれながらにして狂ったようにペコチャンのモノマネしてる赤ちゃんでしかないけど、そこにギターがあるだけでロック。
下手したらパンクになりかねない。
バラバラ死体胎教を施されたオレは、自分の子供に胎教と称してジャンヌダルク聞かせます。
そんなもん産まれたときからギターを欲するに決まってるがな。
おっぱい飲むよりギターを触りたがる子供とかちょっとあれですけど、彼女のおっぱいはオレのものです。
なんか話がズレたけど、要するに幼い頃から何かを与えて極めさせたい。
それは何でもいいんだけど、家で手軽に安価で出来るものだったらギターかな。と。
仕事から帰って子供とギター。いいじゃないですか。
オレの方はそんなに技術要らないんですよ。
小学校3年生くらいになった子供に「お父さん下手クソー」とか言われたい。
そんで、貸してとか言いながら奪ったギター弾いて、酔いしれてる子供を見ていたい。
そんな父親みたいなこと考えてたら本当に加齢臭出てきそうで怖いんだけど。
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