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宿に着き部屋で雄貴が疲れた中、話を切り出した
「なあ、哲也あいつ大丈夫かな?」
「まだ言ってるのか?大丈夫だろ…肝心の宝は置いてきたんだし……」
「俺まだ捕まりたくねぇよ…」
雄貴は俺の話を聞かずにぶつぶつ言っている。
「まあ、そんなに気になるならもしもの時のために海外にいくぞ。さすがにこんな事件で警察が海外まで来ることはないだろうしな」
「へえ、そうか、海外…海外ね………海外!?」
雄貴が驚いていった。
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