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第三体育館へ移動してるとき、みなみは遥に質問をした。
「遥ちゃんって、なんでテニス続けないの?」
遥の表情が変わった。
「い、言いたくないなら言わなくていいから…」
遥の表情が変わったのに気付いたのか、みなみは気遣ったが遥は肩の話を黙々と話した。
「そうなんだ…私と一緒なんだね…」
みなみは遥の肩が上まで上がらない事実を聞いて悲しくなった。
「ごめんね、私何も知らなくて…」
みなみは何も知らずに遥を悲しませるような事を言ったのを悔やんでいた。
「いやいや、ちゃんと最初に言わなかった私が悪いから謝らなくていいよ。それに私達似た者同士だね!」遥は笑いながらみなみに言った。
「ありがと。確かに似た者同士だね!運命ってやつかな!」
いつものハイテンションなみなみに戻ってくれた。
遥はホッとした。落ち込んでるみなみは見たくなかったのだ。
気付いたら二人は第三体育館に着いた。
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