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『こちら“佐助”、脱走を手助けした人間を処分した。』
少年は誰かと会話しているようだ。しかし周りには誰も居ないし、口にも出していない。
『ご苦労、“スサノオ”もつい先ほどC49を処分したようだ。』
話し相手はすぐに返答した。
『分かった。これから帰る。死体の処理は任せたぞ。』
そう言って忍者の姿をした少年は風のように消えた。そして謎の白い防護服を着た集団が部屋に入ってきて、死体処理を始めた。
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